ロッド基礎知識編


ここではロッドの基本的な構造を紹介します。


ロッドはブランク、ガイド、リールシート、グリップのパーツから出来ている。


ブランク

ロッドの心臓ともいえるパーツ、釣竿の棒の部分。ルアーロッドはカーボン、グラス、樹脂が主たる素材。


カーボン

張りがあり感度もいいのでほとんどのルアーロッドはカーボン素材を中心に作られている。


グラス

ガラス素材で、カーボンベースに練り込む事で粘りの強いロッドになる、感度はカーボンの方が上だが、巻き物、トップウォータープラグに適しており、魚をバラしにくい。


樹脂

汎用性が高い素材。一般的にプラスチックと呼ばれている。カーボンと比べ安価な為、入門モデルに多い。感度、粘りがあまり優れていなく、重量も重いがコストパフォーマンスは抜群なので初めの一本にはオススメ。



リールシート

リールシートとはリールを竿に固定する器具の事、リールにはベイトリール、スピニングリールと2種類ありロッドも、リールに合わせて使い分けが必要。


ベイトロッド用
ベイトリールを固定する為のもので、トリガーという指を引っ掛ける所が付いているのが特徴。トリガーを下に向け人差し指あるいは中指までをかけ、リールは上に向くように使用する。


スピニングロッド用

スピニングリールを固定する為のもので、リールを下に向けて使用する。




グリップ


竿の握る部分、重量と素材の違いがあり手の大きなに合わせて使い握りやすさが違う。
素材はコルク、EVAがある。


コルク
ワインのフタやコルクボードと同じ素材だが、硬度、密度がことなり頑丈に出来ているが、やはりコルクなので丁重に扱う事が大切。
感度がよく、使い込めば手に馴染み、いい色合いになる。
以前は高価なロッドにしか付いていなかったが今では安価なロッドにも付いている。


EVA
ビーチサンダル等に使用されている事が多い素材。
グリップ性も良いので滑りにくく丈夫だが、長期間の使用にはあまり向いていなく、感度はコルクよりも落ちる。
コストパフォーマンスは良いので安価な竿についている場合が多いが、使用用途に合わせてEVAを使用している竿もある。